大谷晋二郎、新型コロナ禍中の大会で熱弁「何が正解かはない」プロレス・マスターズ
「プロレス・マスターズ」(28日、後楽園ホール)
“日本一熱いプロレスラー”大谷晋二郎が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための自粛ムードの中で熱くほえた。
多くのイベントなどが中止、延期されている中で行われた大会。大谷は高岩竜一と組んで吉江豊、ヒロ斉藤組と対戦したが、最後は高岩が吉江のボディープレス、ヒロのセントーンの急降下2連発を受けて敗れた。
試合後、大谷は「あの攻撃を返せる人はいないんじゃないか」と脱帽しつつ、新型コロナ問題について問われると熱弁。まずは、「こういう中で大会を開催してリングに上がると言うことは、正解なのか不正解なのか、それは決めれるもんじゃないし、何が正解かはないと思う」との考えを示した。
続けて、「ただ、ボクたちは求められたリングに上がって、来て下さるお客さんに元気と勇気を与える。これが我々の仕事ですから」と力説。「お客さんもプロレスに何かを求めて、何かを期待して会場に足を運んで下さった訳ですから、そういうみなさんを満足させる。だから、それが間違っているとか正解だとか言いたくない」と言葉に力を込めた。