猪木が「闘魂ビンタ」長州力らレジェンドに乱れ打ち デビュー60周年セレモニーで
「プロレス・マスターズ」(28日、後楽園ホール)
燃える闘魂がレジェンドに闘魂ビンタを乱れ打ちだ。武藤敬司が主宰する達人を集めた興行で、アントニオ猪木デビュー60周年セレモニーが行われた。
長州力、藤波辰爾、木村健吾、藤原嘉明、木戸修、前田日明、ヒロ斉藤、武藤、蝶野正洋、越中詩郎、AKIRAらレジェンドが師匠を祝福。猪木は「武藤のヤツ、オレを乗っけやがったな。60周年とか関係ないのに」と苦笑しつつ、武藤と蝶野にビンタで闘魂注入。長州にもたたき込み、そして「前田」コールが起こると、猪木は「前田は危ない。お前やるのか。変わったなあ」と話しながらも張り倒し、観衆を大喜びさせた。
また、今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くのイベントなどが中止、延期されている中で開催。武藤は開催か否かで「2、3日追い詰められた」という。チケットはいったん完売したがキャンセルを受け付け、約300枚がキャンセルされたものの、「今の時点ではよかったと思っている。世間のアレ(評価)は後から付くこと。それに対して対応していくしかない」との考えを示した。