RIZIN榊原CEO、マネル・ケイプのUFC入りに「引き抜かれました」

 総合格闘技「RIZIN」の榊原信行CEOが2日、You TubeのLIVE配信で会見し、RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(26)=アンゴラ=が世界最高峰の総合格闘技団体UFCと契約したことを悔しがった。

 榊原CEOは「UFCからのフライ級でのオファーにサインしました」と明かし、「なんだよ、引き抜かれたのかと、と思うでしょうけど、引き抜かれました」と苦笑。「選手がここで活躍をして、ビッグプロモーションからオファーが来ることは、断腸の思いですが、やめろよと言うのは我々のポリシーに反する」と理解を示しながらも、悔しさをにじませた。

 ケイプが保持する王座は自主返納になるという。榊原CEOは「空位となった王座をかけたタイトルマッチを、どの選手をチョイスするか考えていきたい」との考えを示し、石渡伸太郎(CAVE)を破ってケイプの次期挑戦者となっていた扇久保博正(パラエストラ松戸)に対しては「申し訳ないと思う」と謝罪した。

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