長谷川穂積氏が考案「親子でできる簡単トレ」 最終回は「親子亀プランク」
子どもたちは休校、大人はテレワークと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で私たちの行動範囲は大きく変わった。デイリースポーツ・ボクシング評論「拳心論」でおなじみの元3階級制覇王者・長谷川穂積氏(39)が親子でできる簡単トレーニングを考案した。現在、神戸市内でボクシング&フィットネスジムを経営する元チャンプのメソッドを10回にわたって紹介してきました。最終回はどんなスポーツにも役立つ「親子亀プランク」。
長谷川穂積メソッドで、親子で強く元気になろう。最終回の第10回は「親子亀プランク」です。第1回の「タッチプランク」でもやりましたが、「プランク」は腹筋、背筋、お尻まで体全体の体幹を鍛える効果のあるトレーニングで、どんなスポーツにも役立ちます。器具を使ったウエートトレとは違い、自重で負荷をかけるので、安全で場所を取らず、正しい姿勢を保てば高い効果が得られます。今回は文字通り「親子亀」のように重なって、2人一緒に頑張ってみてください。
【1】親がうつぶせになった状態から前腕と肘、つま先で体を浮かせてキープする、プランクの姿勢をとる。
【2】子どもが垂直になる形で親の背中に両手をつき、腕立てふせの姿勢をとる。
【3】2人で姿勢を保って30秒から1分。
コツはお尻の穴をギュッと締めること。そうすれば、骨盤の位置が整い、正しい姿勢をキープできます。子どもの体重がかかる親御さんの方が大変ですが、ここで貫禄を見せてくださいね。