元2階級制覇・粟生隆寛が引退表明 涙ながらに「一区切りつけるにはいいタイミング」
ボクシングで元世界2階級制覇王者の粟生隆寛(帝拳)が7日までに現役引退を表明した。36歳の誕生日だった6日に自身のインスタグラムでライブ配信を行い「一区切りをつけるにはいいタイミングかなと思った」と涙ながらに語った。
判定勝利した18年3月のノンタイトル8回戦を最後に2年以上試合から遠ざかった。「試合をさせてほしいと何度もお願いしたんですが…。衰えたつもりはなかったけど(周囲に試合は)できないと思わせた自分が悪い」と述べ、「ボクシングを好きでいられるうちに辞められてよかった。(現役続行を)止めてくれたジムには感謝しかない」と話した。
今後については「将来的にはジムをやれたらいいと思う」との考えを示した。