納見佳容が木村花さんを追悼「簡単に人を傷つけてそれが許される社会が変わることを」
元プロレスラーで、引退後は女優としても活躍した納見佳容さんが26日、自身のブログを更新。女子プロレスラーの木村花23日に22歳で亡くなったことを受けて、「願い」というタイトルで思いを記した。
「私は離れてしまった人間だけど、プロレスの世界を、過ごした日々を、宝物のように思っています。だから大切な世界に深い哀しみは訪れないでほしい。」
「プロレスラーがどれだけ受け身をとって、どれだけあざを作って、どれだけ声援を浴びて、どれだけ声援以外の言葉も浴びて、どれだけ傷を隠してリングに立つか、それがわかるから、プロレスラーをひとりも少しも苦しませないでほしい。」
納見さんはプロレス経験者としての“願い”を訴え、続いて母親としての“願い”を次のようにつづった。
「これからどんどん社会を知っていく、SNSの波にも飛び込んでいかなくてはいけない子どもをもつ親としても、簡単に人を傷つけてそれが許される社会が変わることを、心より願います。」
最後には、
「木村花様 心より御冥福をお祈りいたします。」と追悼の意を添えた。