大日本・伊東&小林、ストリート戦でストロングの神谷&河上を粉砕
「プロレス・大日本」(26日、会場非公表=無観客試合)
テレビマッチが放送され、BJW認定デスマッチヘビー級王者の伊東竜二と前同王者のアブドーラ・小林組がストリートファイト戦で元世界ストロングヘビー級王者の神谷英慶、河上隆一組を破った。
自分の土俵で戦うデスマッチ組はイス、机などの凶器使いこなして優位に試合を展開。一時は小林が捕まったものの、最後は神谷を捕らえ、小林のバカチンガーエルボーから、伊東がドラゴンスプラッシュで圧殺した。
小林は「ジーンズはいてTシャツ着て、なんとなくモノマネでできるほど甘くないからね。オレたちはデスマッチ、向こうはストロングのスペシャリスト。(例えば)たこ焼きと牛丼を混ぜたらどう思う。?だろ。アイツらは中途半端なモノマネだ」と勝ち誇った表情で持論を展開。伊東も「あいつらがどういう気持ちで入ってきたのか。ウチらの世界に入ってくるならもっと研究してこい。なんとなくやってみようぜ、で勝てると思うなよ」と苦言を呈した。
さらに、小林は新型コロナウイルス禍の中で、「こういうときこそ大日本プロレスらしさを見せたい。先月、コロナデスマッチやりたいと言ったよな?この会場なら蛍光灯567本並べられるぞ。無観客試合ならではのデスマッチを提案します」と、567(コロナ)デスマッチの開催をぶち上げ。さらに、通算567本塁打を放った元プロ野球選手の門田博光さんにちなんで、「門田さんにささげる567デスマッチ」と銘打ち、「オレが勝負をかける。とにかく名を挙げたいヤツ、手を上げてもらいたい」と団体の枠を越えて対戦相手を募った。
また、藤田ミノルと初防衛戦を行う予定だった5月5日の横浜文化体育館大会が延期となった伊東は「じゃあ、と言って無観客でやるのはチャンピオンとしては飲めない。日は空いてしまいますが、8月ラスト文体、そこでこのベルトをかけて藤田選手とやりたい」と、9月6日に閉鎖となる同体育館での大日本最後の興行となる8月29、30日の2連戦の初日に行うことを提案した。