全日本・宮本&木高が無観客でアジアV2「お客さんが来るまで守り続ける」

 ベルトを防衛した宮本裕向(左)と木高イサミ(右)
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 「プロレス・全日本」(30日、会場非公表=無観客試合)

 テレビマッチが放送され、アジアタッグ王者の宮本裕向、木高イサミ組がKAI、TAJIRI組を破って2度目の防衛に成功した。

 木高が長時間捕まるなど、試合巧者の挑戦者組に苦戦を強いられた王者組。だが、終盤に木高が2人にトペを浴びせて流れを引き寄せ、最後は宮本がオースイスープレックスで投げたTAJIRIを、木高がジャックナイフ式エビ固めで丸め込んだ。

 試合後は挑戦者組のうまさを絶賛した王者組。2度の防衛戦が無観客だったことで、2人は「お客さんが来るまでは守り続けないと。そして、お客さんも一緒に(決めゼリフの)『オレたちは強い』と言ってもらいましょう」と、客入れ興行が復活するまで王座防衛を誓った。

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