中谷潤人が2ヶ月ぶりスパーリング「いいイメージ」 今夏にWBOフライ級王座決定戦
ボクシングのWBO世界フライ級3位で、今夏に世界戦が計画されている中谷潤人(22)=M・T=が4日、相模原市の所属ジムで約2カ月半ぶりにスパーリングを再開した。ジムの窓を開け放ち、換気扇、扇風機も回すなど感染対策をしたうえで、同じ神奈川県内の厚木ワタナベジムの碇瑠偉(いかり・るい、20)らと計8ラウンド、拳を交わした。
「久しぶりだがいいイメージでできた。あとはパンチの正確性を上げていきたい」と中谷。5ラウンドの予定が急きょ3ラウンド追加されたことには「疲れました」と苦笑いだった。
中谷は4月4日に東京で同級1位ジーメル・マグラモ(25)=フィリピン=と同級王座決定戦を行う予定だったが、コロナ禍で延期。米専門紙リング(電子版)は8月1日に無観客で開催されると伝えているが、正式発表はされていない。中谷は「いつになってもいいように(準備したい)と思っている」と改めて表情を引き締めた。