新日本プロレス6・15無観客試合で再開へ 大阪城ホール大会で観客動員予定
新日本プロレスは9日、動画配信サービスの新日本プロレスワールドと新日本プロレス公式ユーチューブチャンネルでオンライン会見を行い、6月15日に110日ぶりに大会を再開すると発表した。
当面は無観客試合となり、放送・配信を通じてファンに届ける形となる。菅林直樹会長は試合に出場する全選手、レフェリー、リングアナウンサーに抗体検査を実施することを明らかにした。スポーツ庁からの助言も受けながら大会実施へのガイドラインを作成し、「大会再開への準備が整った」と表明した。
15日からの「ニュージャパンカップ」を含む9大会は無観客試合を予定する。そして6月14日に予定していた大阪城ホール大会は7月11、12日の2連戦に延期が決定。大阪城ホール大会は通常の3分の1程度ながら観客を入れての開催を見込んでいる。
業界最大手の新日本は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月26日の沖縄大会を最後に53大会を中止していた。