那須川天心、対戦相手を公募「強い人がいい」7・11TVマッチで今年初戦
RISE世界フェザー級王者、キックボクシングの那須川天心(21)が10日、ウェブ動画配信「ABEMA」の生番組に出演し、2020年初試合を7月11日に生中継されるテレビマッチ「Cygames presents RISE on ABEMA」で行うと発表した。また、対戦相手は公募し、15日まで受け付けるとした。
RISEとしては初のテレビマッチとなるとしている。観衆は入れずに開催する。計量は当日計量で、同大会の各カードとも免疫低下を避けるため、適切な体重を考慮した契約体重で行われる。那須川の試合は57~58キロの契約体重で、RISEルールで行われる。
那須川はテレビマッチの開催と自身の今年初試合について、「試合もできるんだという安心感も皆さんに与えたい」と思いを語った。練習状況は、「みんなでちょっとずつ練習ができているかなあという感じですね」と説明。野球、サッカーなど他競技も開催へ動き出していることを受け、「スポーツで日本を盛り上げる時が来たかなと思います」と抱負を述べた。
対戦相手が公募となることには「こういう状況だからこそっていうのもあると思うので、非常に楽しみって言えば楽しみですよね」と語った。「強い人がいいですね。一発、那須川天心倒して何かやってやろうという気のある選手、僕は非常に来て欲しい」と力強かった。
今回は以前に那須川が出演したようなバラエティーの企画ではなく、テレビマッチとはいえ「ガチの試合をやる」(那須川)ことを強調した。RISEの伊藤隆代表は、ジムや連盟に所属する選手について契約問題などをクリアしていることを求めた上で、「トップ、チャンピオンクラスの選手に挑んでほしい」と呼びかけた。