激闘…ノア潮崎、三沢さんに捧げるV2 齋藤の猛攻耐えエメラルド・フロウジョン
「プロレス・ノア」(14日。ノア特設アリーナ=無観客試合)
テレビマッチが放送され、王者の潮崎豪が齋藤彰俊を破って2度目の防衛に成功した。前日は09年に死去した“ノアの象徴”三沢光晴さんの命日。2人は三沢さん最後の試合に出場しており、齋藤が挑戦状を突きつけて09年9月以来の王座をかけた対戦が実現した。
急性虫垂炎手術による欠場開け初戦だった潮崎。齋藤の気迫あふれる猛攻に圧倒されたが耐え抜き、最後は三沢さん得意のエメラルド・フロウジョンからの豪腕ラリアットで激闘に終止符を打った。
齋藤は敗れたものの「シオ、ありがとう。これで次に進むよ」と感無量。潮崎は「この日にあなたとこのベルトをかけて戦えたこと誇りに思います」と応え、「このベルトを守って、みんなと笑顔で会いたい」と誓った。この日、7月18日に後楽園ホールで有観客試合を再開することが発表された。