新日本が110日ぶり大会 無観客で絶叫、内藤は「デ・ハポン」オカダは「いくぞ日本」
「プロレス・新日本」(15日、会場非公表=無観客試合)
新型コロナウイルス感染拡大の影響により2月26日を最後に自粛していた大会が110日ぶりに無観客で開催された。
メインイベントではIWGPヘビー級・インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也が鷹木信悟、高橋ヒロムと組み、オカダ・カズチカ、YOH、SHO組と対戦。16日に開幕するシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」を制して王座奪還につなげたいオカダが、視聴者に届けるかのように「いくぞ日本」と叫ぶなど、それぞれが久々の試合で元気いっぱいに躍動した試合は最後、内藤がYOHをデスティーノで仕留めた。
試合後、マイクを持った内藤は「新日本プロレス、そして我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが3カ月ぶりに帰ってきたぜ。しばらくは無観客地合が続きますが、またみなさまの前で試合をし、みなさまと一緒に大合唱できるその日を楽しみに待ってますよ」とあいさつ。そして無観客の中で「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を絶叫した。
オカダはバックステージで「オカダ・カズチカっていうか、新日本プロレスのレスラーにはお客さんがいないからどうとか、そういうレスラーは1人もいないと思う。何も変わってなかったし、3カ月半たとうが、ボクたちは本当にリング上で生きているというか、リングに上がっていないと息ができないような感じだったので、こうやって自由に息ができるようになったので、まだまだ大変な状態ですけど、みんなから『さすが新日本プロレス、今日の1日はよかったよ』って言ってもらえるように、これからもしっかりやっていきたいと思います」と汗をぬぐった。