新日本NJC開幕!ヒロムが本間撃破「こけしがこんなに痛いなんて…」
「プロレス・新日本」(16日、会場非公表=無観客試合)
新型コロナウイルス感染拡大の影響により3月の開催が中止となった32人参加のシングルトーナメント「ニュージャパンカップ」が開幕し、1回戦の4試合が行われた。
優勝者が7月12日の大阪城ホール大会でIWGPヘビー級・インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也に挑戦する大会。本来はヘビー級選手の大会だが新型コロナウイルス感染拡大の影響により出場選手が変更されてジュニアヘビー級選手が参戦することになり、3月3日の内藤との一騎打ちが中止となった同ジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムはヘビー戦士の本間朋晃と激突した。
序盤はヘビー級のパワーに押されたものの、過去に大けがを負った首への集中攻撃、エプロンサイドでのデスバレーボムなどの荒技で反撃。終盤にはこけしの連発を浴びたものの耐え抜き、最後はTIME BOMBで爆殺した。
内藤戦への第一関門を突破したヒロムは試合後、テレビカメラに向かって「ヘビー級の強さ分かった。おもしれえな。優勝してやる」と宣言。バックステージでは「痛すぎる。本間朋晃をなめてたんじゃねえ。こけしという技をなめてたんだ。こんなに痛いなんて知らなかった」などと試合を振り返った。
そして、次戦の相手が矢野通と知らされると、「スーパーヘビー級じゃねえか。すげえ楽しいな。ユーチューバー対決とでもいいましょうか。オレもあんまり記憶に…」と不敵な笑みを浮かべながら話すと、突然興奮状態となり、「嫌だ、嫌だ!矢野だけはやめてくれ。今から何とかなりませんか?思い出したくもない。終わりだ」などと叫びながら去っていった。
ニュージャパンカップその他の3試合は真壁刀義が辻陽太、矢野通が邪道、石井智宏がエル・デスペラードを破って2回戦に進出した。