新日本NJC・永田、鈴木との52歳対決制す!「まだまだメインに通用
「プロレス・新日本」(17日、会場非公表=無観客試合)
32人参加のシングルトーナメントニュージャパンカップの1回戦4試合が行われ、永田裕志が鈴木みのるを破って2回戦へ進出した。
永田とこの日が誕生日の鈴木はともに52歳で出場選手最年長。一騎打ちは13年8月(永田が勝利)以来約7年ぶりだが、初めて戦ったのは高2のレスリング関東大会で、実に30年以上もライバル関係にある。
2人は前日と前々日の前哨戦では激しくやり合ったが、この日はそれを上回る激闘を展開。開始から闘志をむき出しにし、「来いよ!」などとほえながら5分以上エルボー、張り手を打ち合った。
そこから、鈴木が場外戦などのラフファイトで圧倒するが、永田も右腕集中攻撃で反撃。終盤にも、ともにフラフラになるほどの打撃戦を繰り広げたが、最後は永田が鈴木の裸絞めをすり抜けて岩石落とし固めを繰り出し、20分超の戦いにピリオドを打った。
永田は試合後、「負けられない戦いだったですよ。オレの体に大きな刺激、しっかり吸収して勝ち上がった。やったぜベイビー!」と満足顔。「まだまだ自分の力は十分メインどころに通用する。今日はそれを証明したかったし、しっかり証明できただろう。いい刺激をくれたよ、鈴木は。次、そして次勝ち上がって、9年ぶりのニュージャパンカップ制覇を目指す」と意気揚々だった。