大仁田、渋谷のど真ん中で衝撃の電流爆破!DDT路上プロレス15万人超視聴
「プロレス・DDT」(19日、東京・シャトーアメーバスタジオ)
“邪道”大仁田厚(フリー)が東京・渋谷区内のど真ん中の路上で、まさかの電流爆破戦を繰り広げた。
都道府県をまたぐ移動が解禁となった19日、DDTプロレスリングが同区内にある、テレビ&ビデオエンターテインメントABEMAの制作拠点であるシャトーアメーバスタジオで「DDT路上プロレス Money in the bag~闘争中~」を開催し、そのもようが同局にて生配信され、15万9300の視聴があった。
同大会では、チーム男色、チームDISASTERBOX、チームALL OUTの3軍が参加し、各軍がトリオを編成し、同スタジオのどこかに隠された賞金入りのバッグを争奪。それを阻むべく、同スタジオ全フロアに次々と現れる強力なハンターと闘いを繰り広げた。
1試合目はチーム男色(男色ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシン、大石真翔)がハンター(高木三四郎、青木真也、中村圭吾)を、チームDB(HARASHIMA、上野勇希、吉村直巳)がハンター(MAO、渡瀬瑞基、納谷幸男)を下して、ともにバッグを手にしたが賞金は入っておらず。チームAO(竹下幸之介、彰人、勝俣瞬馬)も、ハンター(樋口和貞、坂口征夫、伊橋剛太)を退けたが、バッグの中に入っていたのは地図だった。
続く2試合目では、チーム男色がハンター(赤井沙希に似ている“スケバンサキ”、世志琥=SEAdLINNNG、立花誠吾=フリー)に敗れて脱落。さらに、チームDBも、ハンターのダムネーション(佐々木大輔、遠藤哲哉、高尾蒼馬)に阻止され敗退。最後に残ったチームAO(竹下、勝俣、飯野雄貴)が地図をたどって、たどり着いたのは、最終決戦場となった同区円山町のクラブ「HARLEM」。そこに、ハンターの大仁田、クリス・ブルックス、伊藤麻希が待ち受けていて、史上初となるクラブでの電流爆破デスマッチが開戦した。
大仁田はいきなり勝俣に毒霧を噴射すると、机上パイルドライバーを繰り出した。さらに、飯野の脳天を割れた机の破片でぶっ叩くと、女子トイレに連行して、手洗い場で頭に水を浴びせ、ゴミ箱で叩くなど、やりたい放題。闘う場がリングからクラブに変わっても、ふだん通りのファイトを展開。一方、ハードコアファイトに開眼した勝俣は、机の破片攻撃で大仁田に逆襲し、2階からスーパーダイブを敢行するなど大奮戦。
闘いの場が非常階段に移ると、竹下が電流爆破バットを手にして、伊藤を殴ろうとするが、クリスが間に入ってかばい、二人はほぼ同時に被爆。ダメージを負ったクリスと伊藤が半ば戦闘不能になって、大仁田は孤軍奮闘に陥った。だが、大仁田はそんなことなど構わず、飯野に毒霧を吹き、勝俣と飯野にイス攻撃の連打だ。
そして、大仁田は勝俣を店外の路上に連れ出すと、爆破バットで一撃。夜間の渋谷にけたたましい爆音が鳴り響き、爆煙が立ち込めた。すかさず、大仁田は勝俣をカバーし、3カウントを奪取した。最終決戦をハンターが制したことで、結局、賞金はどのチームも手中に収めることはできなかった。
試合後、大仁田は番組MCのジャングルポケット・斉藤慎二に対して、「オマエは便所でやったことがあるだろ!?」と迫り、今旬の芸能ネタをぶっ込んでいたが、斉藤は「やったことありません!」と否定していた。