スターダム・木村花さん追悼テンカウント 盟友の叫女「気持ちの整理ついていない」
「プロレス・スターダム」(21日、東京・新木場1stRING)
新型コロナウイルス感染拡大の影響により3月24日を最後に自粛を続けていた大会を約3カ月ぶりに再開した。試合開始前には所属選手で5月23日に22歳で急逝した木村花さんを追悼するテンカウントゴングが打ち鳴らされ、選手総出で黙祷をささげた。
続いて、花さんの盟友で、死去直前の異変に気づいていち早く花さんのもとに駆けつけたジャングル叫女がリングに立ち、欠場を報告。ファンに「本日、試合に出場する予定だったんですけど、自分の中でまだ気持ちの整理が付いていなくて戦える状態ではなく、欠場させていただくこととなりました」と説明し、「いろんな思いがあるんですけど、それはまたリングに戻ってきたときに伝えていきたいと思っています。今よりも何十倍も強い覚悟と心でまたリングに、必ず戻って来ますので、信じて待っていてください」と決意を語った。
木村さんの追悼興行は後日に行う予定。
また、この日は新型コロナウイルス感染予防のため会場の観衆を収容人員の約三分の一の100人に限定。ファンクラブ会員のみに販売されたチケットは、関係者によると約1分で売り切れたという。