新日本NJC・SHOが鷹木から金星「オレの一生の誇り」
「プロレス・新日本」(22日、会場非公表=無観客試合)
32人参加のシングルトーナメント「ニュージャパンカップ」の1回戦4試合が行われ、YOHとIWGPジュニアタッグ王座を保持するSHOがNEVER無差別級王者の鷹木信悟を破る金星を挙げて2回戦に進出した。
開始からラリアットを連打するなど気迫を前面に押し出して鷹木に襲いかかったSHO。鷹木のパワー殺法に反撃されながらも、激しい打撃戦を展開し、最後はクロスアーム式脳天くい打ちのショックアローを完璧に決めて3カウントを奪った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で出場選手が変更。ジュニアヘビー級も出場することになりチャンスが回ってきたSHOは「正直、今日のこの一戦はいろいろな思いがあった。そして、こうして勝つことができた。『ニュージャパンカップ』エントリーも棚ぼただったかも知れねえ。でも、この1勝、鷹木さん、アナタからの勝利は棚ぼたとは言わせねえぞ。でも、オレには喜んでいる暇はねえんだ。まだ1回戦だ。鷹木さん、あなたともまだ1勝1敗です。あなたとのシングルのこの1勝ちはオレの一生の誇りです」と喜びをにじませた。