新日本・矢野、ヒロムと両者リングアウト!バリカン手に追い回し「びびってるな」
「プロレス・新日本」(23日、会場非公表=無観客試合)
矢野通が24日のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の2回戦で対戦するIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムとの前哨戦で両者リングアウトに持ち込んだ。
矢野は岡オカダ・カズチカ、石井智宏、SHOと組んでヒロム、内藤哲也、鷹木信悟、SANADAと対戦。矢野は11年に若手だったヒロムの髪をバリカンで丸刈りにする暴挙を働いており、ヒロムは今回の対戦が決まった後は激しい拒絶反応を示していた。
この日も矢野は「前哨戦やろうよ。何もしないから。生まれ変わったから」と呼び掛けたが、ヒロムは戦うことを拒否。そして、隠し持っていたバリカンを手にすると、逃げるヒロムを追いかけ回した。
終盤に短時間、リング上での攻防を見せたものの、矢野は再びバリカンを手にしてヒロムを追い回し、会場のロビーまで飛び出すとヒロムの両足をテーピングで固定。そのまま両者リングアウトとなった。
バックステージで矢野は「ずいぶんびびってるな。楽しみだな。お前の髪の毛、いい具合に伸びてるな、オレのことが好きなんだろー」と再度の丸刈りを予告。ヒロムは「面白れえじゃねえか、矢野通。デカさ、ヘビー級。正々堂々とぶつかり合いましょうか。ぶつかり合い…、あれ、バリカンだ。そうだったうへへ、うへへ、バリカン!」と叫びながら去っていった。