頸椎完全損傷でリハビリ励む高山善廣の支援大会開催断念 コロナ禍影響
プロレス中の事故で頸椎完全損傷を追った高山善廣を支援する大会「TAKAYAMANIA EMPIRE」の開催断念が29日、高山の公式ブログで発表された。
「いつも高山善廣へのご声援を有難うございます。我々TTAKAYAMANIA 実行委員会/(株)高山堂では、今年もTAKAYAMANIA EMPIREの開催に向けて準備を行って参りましたが、現在の新型コロナウイルス感染状況並びに感染拡大防止に向けた判断として、『TAKAYAMANIA EMPIRE3』を開催中止とさせて頂くことを決定いたしましたのでお知らせいたします。ファンの皆さまはじめ、選手の皆さま、関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、中止することにいたしました」
高山は2017年5月4日のDDTの大阪大会で前方回転エビ固めをかける際、頭部を強打し頚椎完全損傷の大けがを負い、現在はリハビリに励んでいる。高山は、コロナ禍の影響で緊急事態宣言中はジムに通えなかったが、5日のブログで妻が2カ月ぶりにジムに行ったことを報告していた。
2018年から支援大会を開催していた実行委員会と高山堂は「開催を楽しみにしていただいていた皆様には、急なご案内となりご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございません。何卒ご理解のほど、お願い申し上げます」とブログを結んでいた。