オカダ、先輩の石森破り4強!次のヒロム戦「ヘビー級のすごさ見せる」

 「プロレス・新日本」(2日、会場非公表=無観客試合)

 32人参加のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の準々決勝戦4試合が行われ、オカダ・カズチカが石森太二を破って準決勝に進出した。

 2人はともに闘龍門出身でオカダが後輩。体格はオカダが身長191センチ、体重107キロなのに対し、石森は163センチ、75キロと大きな差がある。

 序盤はオカダが体格差を生かして圧倒したが、石森のセコンド外道の介入、凶器攻撃を受けてからは苦戦。高い運動能力を誇る石森のスライディングジャーマン、三角飛びケブラーダ、サイファーウタキなどの大技で追い込まれる。それでも終盤、得意のコブラクラッチで捕らえ、外道のメリケンサック攻撃もかわして蹴散らし、最後はドロップキックから変型のコブラクラッチで絞め上げてタップさせた。

 試合後は、「本音を言えば2人でやりたかったね。邪魔者なしで。本当に昔から知っている先輩なんで。まあ、石森さんもIWGPジュニアヘビーを巻いていることだし、過去に。そういう意味では、次がどんな感じになったか、ちょっとイメージできるような試合でしたね」と振り返ったオカダ。3日の準決勝ではIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムと対戦することになり、「オレはね、認めてるよ。ヒロム。ジュニアをしっかり盛り上げようとしていることは認めている。まあ、新日本プロレスは薄情な人が多いからね。ただのジュニアヘビー級、ステップアップとしか思っていないような選手がたくさんいる中で、それはすばらしいじゃないかと思います」と、まずは相手を評価した。

 続けて、「でもさ、ここまで勝ち上がってきて、ジュニアヘビー級の価値って何なの。もうオレはそんなの別になくてもいいんじゃないかと思うけども。ま、それは明日、戦いで教えてよ。ただね、オレ、根っからのヘビー級だよ。ジュニアヘビー級を捨ててヘビー級に来た選手と違うってのを、根っからのヘビー級のすごさ、現実を見せてやるよ」と予告した。

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