オカダがヒロム撃破で「ジュニア王者の意地感じた」 34年ぶり金曜8時生中継

 高橋ヒロム(左)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ
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 「プロレス・新日本」(3日、会場非公表=無観客試合)

 32人参加のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の準決勝2試合が行われ、オカダ・カズチカがIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムを破り、有観客で行われるIWGPヘビー級・インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也への挑戦権をかけた決勝戦(11日、大阪城ール)でEVILと対戦することになった。

 ジュニア戦士ながら本間朋晃、矢野通、石井智宏とヘビー級3選手を撃破したヒロムを迎え撃った前回優勝のオカダ。全開ファイトで真っ向勝負の挑んできた相手にダイナマイトプランジャー、TIME BOMBだけでなく自身の必殺技であるレインメーカーまで浴びるなど苦しめられたが、最後は今大会初めてとなるレインメーカーを2発放ち、変型コブラクラッチで捕らえてレフェリーストップを呼んだ。

 BS朝日で34年ぶりの金曜8時生中継が復活した大会のメインを締めたオカダ。マイクを持つと、「最後までタップをしないお前にIWGPジュニアヘビー級チャンピオンの意地を感じたよ」と、27分もの激闘を演じたヒロムの健闘をたたえた。

 続けて、「でもさ、これが現実。お前がやろうとしていることは、そんな簡単にできることじゃないんだよ。ただ、今日のこの結果でもあきらめずに、IWGPジュニア巻いた状態でIWGPヘビーを巻きたいって、まだそういう思いがあるなら、オレがいつでも相手になってやる。内藤さんじゃねえぞ。なんでオレって言えるか、みんな分かるでしょ。次も勝って、その次も勝つということを」と、自信たっぷりに優勝と2冠奪取を宣言。

 最後は「こういう無観客の中でやってきましたけど、やっぱりプロレスラーなら大歓声の中で試合がしたいです。この次はお客さんが入って、でもまだ声を出せない状態で応援しないといけないかも知れないですけど、会場のお客さんも、テレビの向こうのお客さんの歓声も選手には伝わっていると思うので、しっかり新日本プロレス、すばらしい戦いをこれからもお見せしていきたいと思います」とファンに誓った

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