プロボクシングの国内興行が再開 観客入れず、感染防止対策を徹底
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月を最後に中断していたプロボクシングの国内興行が12日、愛知県の刈谷市あいおいホールで再開された。中日本新人王の予選で観客を入れず、5試合を行った。
感染防止対策が徹底された。会場では換気のためドアを開け放し、選手控室の代わりに会場内をジムごとにパーテーションで仕切って密集を避けた。審判は試合ごとに靴を消毒、シャツを交換した。
ミニマム級の4回戦に出た松本幸士(30)は判定で勝利が分かった瞬間に雄たけびを上げ、注意される場面も。「感情が爆発してしまった。(無観客は)逆にセコンドの声が聞こえたので集中できた」と話した。