新日本・裏切りの2冠王者EVILがヒロムとV1戦決定!6人王座は「いらねえ」
新日本プロレスは13日、大阪城ホール大会(11、12日)の一夜明け会見をオンライン上で開き、11日のニュージャパンカップ(NJC)決勝戦でオカダ・カズチカを破って初優勝し、12日に内藤哲也からIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王座を奪取したEVILが25日の愛知県体育館大会で同ジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムと初防衛戦を行うことが発表された。
会見にはEVILが出席。11日に内藤率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)を裏切ってバレットクラブ入りし、そのメンバーの介入を受けてオカダを破ったことに「当然だろ。何が何でも優勝すると言っただろ。このオレがすべて仕組んでやったことだ。バレットクラブは史上最高のチームだろ」と言い放った。
裏切ったLIJのメンバーに対しては「あんなヤツら腐りきってるよ」とこき下ろし、LIJの鷹木信悟、BUSHIと保持するNEVER無差別級6人タッグ王座については「あんなクソどもが持っているベルトなんていらねえんだよ」と返上を宣言。12日にBCのメンバー、そして新たに結託したディック東郷の介入を受けながら内藤を破ったことには「昨日の試合見れば分かるだろ。アイツの攻撃のパターンなんてのはすべてお見通しなんだよ」と、内藤と5年近く行動をともにしていたことを勝因に上げた。
続けて、V1戦の相手に決まったヒロムが首の負傷による長期欠場から昨年12月に復帰したばかりとあって、「オイ、ヒロム、お前、病み上がりだろ。その首でオレの攻撃、耐えられんのか」と問いかけ、最後は史上2人目の2冠王者となった気持ちを問われ、「そんなくだらねえ質問にはオレは答えねえんだよ」と吐き捨てて去っていった。