ノアとDDTが経営を統合 目標は東京ドーム大会開催と「プロレス業界ナンバーワン」
IT企業サイバーエージェントの子会社であるプロレス団体のノアとDDTは27日、都内で会見を開き、飲食事業会社DDTフーズを加えた3社を9月1日付で経営統合し、プロレス事業会社「株式会社CyberFight」として始動することを発表した。
同社の社長に就任する両団体の高木三四郎社長は、新型コロナ感染拡大によるダメージが大きく、「経営統合によって会社組織を盤石にする考えに至った」と説明。3社分の管理コストを1本化、人材配置の最適化などを図るという。
両団体は路線が異なるが、高木社長は「団体がなくなったり、今までのカラーがなくなってしまうことはございません」と強調。目標に東京ドーム大会開催と「プロレス業界ナンバーワン」を掲げた。