白井・具志堅ジム30日“ラス闘”中林稜太郎、具志堅会長にささげる勝利誓う
「ボクシング・東日本新人王予選」(30日、後楽園ホール)
前日計量が29日、都内で行われた。31日に閉鎖する白井・具志堅スポーツジム所属選手最後の試合に臨むスーパーバンタム級(上限55・3キロ)の中林稜太郎(25)は54・9キロ、相手の二瓶竜弥(22)=DANGAN郡山=は55・3キロでともに1回目にパスした。
元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高会長(65)にあこがれて同ジム入りした中林。閉鎖を聞いたときは「頭が真っ白。まさかこうなるとは思っていなかった」という衝撃を受けたという。
最後の一戦へ「やばい。泣いちゃいます…」と声を詰まらせながらも、「自分を入れてくれて、短い間でしたが指導してくださって、最後は勝ってありがとうございました、そういう形で終わりたい」と会長にささげる勝利を誓った。