新日本・YOSHI-HASHI奮闘!初タイトル王手「物事が変わるのは一瞬だ」
「プロレス・新日本」(8日、後楽園ホール)
NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメントの準決勝が行われ、YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀組が飯伏幸太と棚橋弘至のゴールデンエースコンビにマスター・ワトを加えたトリオを破って決勝進出を決めた。
6人が入り乱れる熱戦は最後、YOSHI-HASHIが石井と後藤の好アシストを受けて新鋭ワトとの一騎打ちとなり、驚異的な粘りを見せたワトを最後はカルマで粉砕。試合後は、興奮状態の石井が飯伏と棚橋に詰めよって小競り合いを演じる一幕もあった
自らの手で自身初タイトルへ王手をかけ、珍しく締めのマイクを握ったYOSHI-HASHIは「あと一つ、あと一歩というのがどれだけ遠かったか、オレは身をもって分かってるから。今こんな不安な世の中、オレもね、プロレスをずっと新日本でやって来て、不安なこともあったよ。今、特にすごい不安だよ」と、脇役にスポットライトが当たることに感慨深げ。「でも、オレは明日、あなた方に夢を見せたいと思っております。明日の試合後、オレはこの言葉を叫びたいと思います。物事が変わるのは一瞬だ!」とファンにを戴冠を誓った。
9日の決勝戦は同じケイオスのオカダ・カズチカ、矢野通、SHO組と対戦する。