新日本プロレスは１７日、インターネットで会見を配信し、新タイトル戦「ＫＯＰＷ２０２０」の出場８選手が提案した１回戦４試合のルールを発表した。

　ＫＯＰＷ２０２０はオカダ・カズチカが提唱したもので、ルールは出場選手が希望する対戦形式を持ち込んで、ファン投票によって決定。８月２６日の後楽園ホール大会で１回戦を行い、勝ち上がった４人が８月２９日の神宮球場大会で４ＷＡＹ戦で対戦し、勝者をＫＯＰＷ２０２０に認定する。

　会見でオカダ自ら発表した案は以下の通り。

　・小島聡－エル・デスペラード戦　小島は「必殺技指定マッチ」を提案。小島はラリアット、デスペラードはピンチェ・ロコを使用した場合のみフォールカウントが認められる。デスペラードは「必殺技禁止マッチ」を提案。小島はラリアット、デスペラードはピンチェ・ロコを使用すれば反則となる。

　・矢野通－ＢＵＳＨＩ戦　矢野は「ピンフォール２カウントマッチ」を提案。２カウントのフォール以外の決着は認められない。ＢＵＳＨＩは「場外リングアウト５カウントマッチ」を提案。５カウントの場外リングアウト以外の決着は認められない。

　・ＳＨＯ－ＳＡＮＡＤＡ戦　ＳＨＯは「サブミッションマッチ」、ＳＡＮＡＤＡは３カウントフォールなしのギプアップのみを提案したが、オカダが同じルールと判断し、無投票で「サブミッションマッチ」に決まった。

　・オカダ－高橋裕二郎戦　オカダは「１対３ハンチキャップマッチ」を提案。オカダと裕二郎、邪道、外道組が対戦し、オカダは相手組の１人から勝利すれば決着、裕二郎は３人のうち１人がオカダに勝利すれば決着となる。裕二郎は「ランバージャック・ウィズ・レザーベルトマッチ」を提案。両陣営のセコンド各２名がリングサイドを取り囲み、選手が場外に転落すれば場内に押し戻し、その際にレザーベルトの使用を認める。

　１対３もランバージャック戦も経験はないというオカダは「どちらでも楽しくなるんじゃないですか。どっちもやってみたいですし、どっちも自信はあります」を余裕の笑みを浮かべた。

　投票はツイッターの新日本プロレス公式アカウントで１７日から受け付け、２３日２３時５９分に締め切る。