スターダム、出場選手コロナ陽性でこけら落としの横浜武道館大会中止「苦渋の判断」
女子プロレス団体のスターダムは21日、新たに大会出場選手1人に新型コロナウイルス陽性が判明したため、横浜武道館大会(22日、23日)、新潟市東区プラザホール大会(29日)、富山・高岡エクール大会(30日)を中止したと発表した。
横浜武道館大会は約3000人を収容する同会場のこけら落としとなるビッグマッチとして予定されていたが実現せず、「お客様の安全確保を最優先に考えまして、苦渋の判断」と説明した。
スターダムは15日にも大会出場者ではない選手1人の陽性が判明して大阪大会を中止。その後、全選手とスタッフのPCR検査を行い、陰性と判定された選手も今回陽性となった選手との濃厚接触者が何人かいるため、保健所の指導に従って2週間の自宅待機となった。
陽性の2人は現在快方に向かっており、新たな発症者が確認されなければ9月上旬をめどに大会を再開する予定だという。