井上尚弥 1年ぶり次戦へ合宿開始「心身共に鍛え上げ試合を迎えます」
ボクシングのWBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥(27)が31日、長野県内で3日間のミニ合宿を開始した。
尚弥は4月にWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(31)=フィリピン=と米国で統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となった後に交渉は頓挫し、代わってWBO同級1位のジェーソン・マロニー(29)=豪州=と10月か11月に対戦する可能性が高くなったと海外で報じられている。
昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝戦のノニト・ドネア(フィリピン)戦以来となる次戦へ向けて、尚弥はジムを通じて「恒例となっているミニ合宿で心身共に鍛え上げ試合を迎えます。そして僕の試合を見て元気や活力を与えられたらと思います。WBSS決勝から1年ぶりとなる試合になりますが皆さん楽しみに待っていてください」とコメントした。