ノア・Mアラ新戦力にヨネ浮上、条件は“M字アフロ”長州力には「断られちゃった」

8人タッグマッチで強烈なキックを見舞う武藤敬司(右)=エディオンアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
8人タッグマッチで絶叫する武藤敬司=エディオンアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
谷口周平と場外で争う武藤敬司(左)=エディオンアリーナ大阪(撮影・北村雅宏)
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 「プロレス・ノア」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 武藤敬司と丸藤正道が率いるイニシャルの頭文字にMがついている大物を集めたユニット「エムズアライアンス」(Mアラ)に、条件付きでモハメド・ヨネが加入する可能性が出てきた。

 この日、武藤、丸藤はメンバーの望月成晃、新戦力の船木誠勝と豪華カルテットで潮崎豪、谷口周平、稲葉大樹、ヨネ組と対戦。武藤が、執ようにつっかかる谷口と激しくやり合う場面が目立ったが、最後はヨネに望月が三角蹴り、丸藤が虎王、武藤が閃光魔術の集中砲火を浴びせ、カットに入った谷口を武藤が4の字固めで捕らえる間に、船木がハイブリッドブラスターでヨネにトドメを刺した。武藤は試合後も4の字固めを解かずに谷口を長時間いたぶり、最後は低空ドロップキックを発射して去っていった。

 そして、バックステージでMアラの4人が取材を受けているところに谷口が乱入し、「武藤さん、1対1でやらせてください」と直訴。武藤は困惑しながら「ノアの副社長を通してもらわないとね」と丸藤に振ると、丸藤は「やって意味あんのかよ」と問いかけた。

 それでも、谷口は「やられっぱなしでは終われないです。やらせてください」と主張。「武藤さん、得なんて1ミリもないですよ」という丸藤に、武藤も「じゃあやったらやり損じゃん。ケガなんかしたら困っちゃうよ」と同調したが、谷口は「損したなんて思わせないのでお願いします」とあきらめずに訴え、最後には武藤も「副社長がOKならいつでも出る準備はできてますよ。次、どこかセッティングしてこい」と折れた。

 谷口が去ると、武藤はMアラの新メンバーに話題を変え、「この間、長州力を誘ったんだよ。(本名が)吉田光雄だから。断られちゃった」と明かした。そして、丸藤が「船木さん、いないですかね、面白い人間」とたずねると、船木は「モハメド・ヨネ。いいと思いますよ。すごく体が強い」と答えた。それに武藤は、ヨネのトレードマークであるアフロヘアをM字型にそり上げることを「条件」と付け加えた。

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