新日本G1・ホワイト、石井に敗れ決勝逃す「負けたのはレフェリーのせい」
「プロレス・新日本」(16日、両国国技館)
20選手がA、Bの2ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Aブロック公式戦の最終戦が行われ、オカダ・カズチカ、飯伏幸太と勝ち点12で並ぶ首位に立っていたジェイ・ホワイトが、3勝5敗でブロック敗退が決まっていた石井智宏に敗れて優勝決定戦(18日、両国国技館)進出を逃した。
メーンイベントで行われたこの一戦は、唯一、自力優勝の可能性があったホワイトが勝てばブロック突破、敗れれば前の試合で勝利した飯伏のブロック突破が決まる状況で迎えた。ホワイトは分厚いテーピングを施している石井の右ヒザを執ように攻め、セコンド外道も再三介入したが、痛みをこらえて立ち上がる石井にエルボー、頭突き、ラリアットなどで反撃される。終盤にも外道の介入から金的攻撃でチャンスを作ったが石井のタフネスを崩せず、最後は外道も蹴散らされ、垂直落下式ブレーンバスターで葬られた。
石井は意地を見せたが、ダメージが大きく、試合後はノーコメント。ホワイトは「飯伏、お前は胸を張ってAブロック1位と呼べるのか。運で勝っただけじゃないか。オレが負けたのもすべてレフェリーのせいだ。これは明らかに会社が仕組んだものだ。『このままだとジェイが勝ってしまう。レッドシューズ(海野レフェリー)、それだけは避けてくれ』」と強弁。続けて、Bブロックはバレットクラブの盟友EVILにブロック突破の可能性があることから、「頑張ってくれよ。オレはお前を応援する。だけど、レフェリーには十分用心しろよ。アイツらはバレットクラブが大嫌いだからな」と忠告し、「(優勝決定戦進出は)オレのものになるはずだったのに、飯伏に横取りされた。でも、オレが誰かを忘れない方がいいぞ」との言葉を残した。
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