「プロレス・新日本」（７日、エディオンアリーナ大阪）

　２冠王座挑戦権利証争奪戦は、挑戦者ジェイ・ホワイト（２８）が保持者の飯伏幸太（３８）を反則である自身の両足をロープにかけての逆さ押さえ込みで３カウントを奪う、疑惑の勝利で史上初の同権利証奪取に成功。ホワイトは内藤に２１年１月４、５日に行われる東京ドーム大会の２日目に挑戦することを要求した。

　２冠挑戦権を争った２人は大会終了後に言い分を語った。疑惑の裁定で勝利したホワイトは「飯伏、権利証はもうオレのものだ」と主張。飯伏は「反則じゃねえか。３カウント、ロープ、なんでレフェリーは見てないの。ちゃんとチェックしてから３カウントたたいて。オレはまだあきらめていないから」と訴えた。