森武蔵、井岡助言で3度目の防衛成功 世界の舞台熱望「近いうちに戦いたい」
「ボクシング・WBOアジアパシフィック・フェザー級タイトルマッチ」(28日、後楽園ホール)
王者・森武蔵(21)が溜田剛士(27)を11回TKOに退け、3度目の防衛に成功した。開始から積極的に前に出た溜田の接近戦にペースを握られたが、中盤以降は足を使って優位に試合を展開。11回に右目上から出血させると、連打でストップを呼んだ。
WBO世界4位につけ「来年、近いうちに世界の舞台で戦いたい」と熱望。憧れるWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)から「自分のボクシングして勝てよ」とメッセージをもらっており、大みそかの井岡のV2戦へ「つなげられてよかった」と満足げに語った。