内藤哲也3年ぶり3度目MVP!年間最高試合とプロレス大賞2冠も…会見中に舌鼓!?
2020年度プロレス大賞(東京スポーツ新聞制定、デイリースポーツなど選定)の選考委員会が14日、オンラインで開かれ、最優秀選手賞(MVP)は内藤哲也(38)=新日本=が3年ぶり3度目の受賞となった。1月5日のオカダ・カズチカ戦で年間最高試合も初受賞。史上初のIWGPヘビー級・インターコンチネンタル2冠王座獲得し、陥落したものの、新日本が21年ぶりに開催した神宮球場大会で返り咲いたことなどが評価された。また、本年度は新人賞は設けず、来年度に「デビュー4年以内の該当選手」として選考する。
2冠達成でダブル受賞だ。MVPは17票中13票の圧倒的支持で、年間最高試合は3月29日のノア・潮崎豪-藤田和之戦との決選投票の末に受賞した内藤。オンラインでの会見で「1月4日、1月5日の東京ドーム2連戦を終えた時点で今年のプロレス大賞はもらったな」と胸を張った。
「10年間待ち続けていた」という盟友・高橋ヒロムとの一騎打ちをはじめ多くの試合が中止となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた1年を、「オレが思い描いていたものとは全く違った」と話しながらも、「内藤哲也らしい1年」と納得。年間最高試合に関しては「プロレス人生を思い出したときに、絶対思い出す試合なのは間違いない」と感慨深げだった。
だが、そこになぜかファミレスのテークアウトの品々が大量に届けられると、会見そっちのけで舌鼓。司会者の再三の要求に応じて、「コロナの影響でレスラーもお客さまも我慢の日々が続きますが、我慢の先に明るい未来があると信じ、一緒に乗り越えていきましょう」と来年の抱負を語って、会見を切り上げた。