五味VS皇治が大みそか激突 体重差どうなる?42歳・五味「75キロには絞りたい」
「RIZIN.26」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
追加カード発表会見が21日、都内で行われ、五味隆典(42)=イーストリンカンラスカルジム=と皇治(31)=TEAM ONE=が対戦するスペシャルエキシビションマッチが発表された。
試合は判定なしの3分×3ラウンドでパンチのみ。バックブローはありで、素足で戦う。普段の体重が五味が82キロほど、皇治は65キロほどと相当に開きがあるため、契約体重など細部のルールは今後詰めることになる。
会見に登場した両者は挑発も含めて味のあるやり取りを行った。皇治は「ちょっと決まるのが遅かったですね。PRIDEを盛り上げた、格闘技の一時代を築いた五味ちゃんと決まってうれしいですね」と切り込んだが、五味は気負うことなく「こういったコロナの中で今できる範囲のことをやるってことで。エキシビションなんですよ。40代でできる最高の動きと、若い子の邪魔にならないようにしたい。勝負論とかそういうのはほとんどないんですよ。コロナの中でもお客さんを少しでも喜ばせられるように出場を決めました」と受け流した。
相手について問われると、皇治が過激な表現も加えながら「ちょっと今は元気もないみたいやし。全力で倒しにいこうと思っています」と挑発。これに対しても五味は「天心、武尊との試合しか見たことがないのだけど、いつも激闘って感じで頑張っていますね」と淡々と話した。
10日ほど前、対戦オファーをもらった時に82キロあったという五味は「75キロには絞りたい」と話した。試合についても「公式戦というよりは異種格闘技戦」と位置づけた。