新日本・飯伏が内藤に最後の前哨戦勝利「1・4で最高のオレらのプロレスやろうぜ」
「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)
来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也に挑戦する飯伏幸太が最後の前哨戦で勝利し、本番での健闘を誓い合った。
飯伏はSHOと組み、BUSHI、内藤組と対戦。飯伏がシットダウン式ラストライドを繰り出せば、内藤もコリエンド式デスティーノを見舞うなど、2人は本番を意識するかのような激しい攻防を展開し、最後はSHOがBUSHIをショックアローで仕留めた。
そして試合後、飯伏と内藤が互いの額がつく程の距離でにらみ合いを展開すると、そこに1月5日の2冠王座挑戦権利証を保持するジェイ・ホワイトが登場。「オレはデスディーノをまっとうし、本物の神になる」などと2人の得意のセリフを拝借して挑発し、「お前らには何の意味もない。2021年もオレがトップの新時代は続いていく」と2冠奪取をアピールした。
だが、飯伏は「意味分かんねえわ。お前はもういい。お前は1・5な」とホワイトを一蹴。内藤に「オレらのプロレス、1・4でしようぜ。最高のオレらのプロレス、覚えてるよな。オレらのプロレスやろうぜ」と呼び掛けた。
内藤は「とりあえず、1月4日はホテルでのんびりリラックスしてもらって、1月5日、東京ドームのメインイベントでまた会おうぜ」とホワイトに余裕の言葉を浴びせ、「その前に飯伏幸太、この最高の舞台でのシングルマッチ、お互い楽しもうぜ」と呼応。続けて、「2021年1月4日、東京ドーム大会まで、トランキーロ、あっせんなよ。カブロン」と叫んで今年最後の大会を締めた。
インタビューで飯伏は「分かってるよ。オレは忘れない。内藤哲也との去年の死闘を。また、1・4の内藤戦でオレは負けない。そして、1・5、ジェイ、待っとけよ」と、今年1月4日に敗れた内藤へのリベンジへ闘志。内藤は2本のチャンピオンベルトを持ち去ったホワイトの貪欲な姿勢を評価しつつ、「今は1月4日、飯伏幸太とのシングルマッチに集中したい」と強調した。
2日連続の東京ドームでのタイトルマッチになる可能性にも「リスクはあるでしょう。でもそんなリスクより、メリットの方がはるかに大きいんでね」と話し、「コロナの影響でオレが思うような1年じゃなかったけど、なんか内藤哲也っぽいな。2020年最高のスタートを切ったはずなのに。じゃあ、来年も最高のスタートを切ろうか。2021年、内藤哲也、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンにとって最高の1年にしてみせるぜ」と誓った。
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