新日本・KENTA、小島撃破でUS権利証V5 王者モクスリーに「喜んで挑戦する」
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦が行われ、保持者のKENTAが小島聡の挑戦を退けて5度目の防衛に成功した。
KENTAは負傷欠場したジュースロビンソンに代わって挑戦してきた小島の気合みなぎる攻めに押し込まれたが、頭を踏みつけるなどの挑発的な攻めで反撃。さらには串刺しドロップキック、ダイビングフットスタンプなどで追い込んだ。
そして権利証入りのアタッシェケースで殴打しようとするも、小島にラリアットでたたき落とされる。逆襲に転じた小島に左のラリアットは浴びたものの、得意の右のラリアットは最後まで決めさせず、ブサイクへのヒザ蹴りからのgo 2 sleepで3カウントを奪った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、王者ジョン・モクスリーへの挑戦がなかなか実現せず、防衛戦を5度こなしたKENTA。試合前にはモクスリーの「お前たちの前に戻ってくるぞ」というビデオメッセージが上映されており、KENTAは「誰もアイツが戻ってくることを望んでいない…、いや、メチャクチャ望んでたっつーの。オレ、『やる』なんて言ってねえよ。これ(権利証)永久に守るから。お前が挑戦してこいよ。って言いたいところだけど、オレ、挑戦する。勝ったから喜んで。何が言いたいかって言うと、『普通に挑戦できてうれしい』ってこと」と、あまのじゃくな言い回しで対戦を熱望した。