新日本・内藤2度目陥落 自身の手でベルト授与「後悔はない」
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
挑戦者の飯伏幸太(38)が、2冠王者の内藤哲也(38)を破り、IWGPヘビー級は初、同インターコンチネンタルは2度目の奪取に成功した。
内藤は2度目の2冠陥落となった。「楽しもうぜ」と呼び掛けて挑戦者に指名した飯伏の必殺カミゴェを2度返す粘りを見せ、最後は正調のデスティーノで仕留める寸前に追い込んだものの、3発目のカミゴェに沈んだ。
試合後は自身の手で飯伏にベルトを授与。「オレの選択、2日連続の防衛戦、その初日で敗れたわけだけど後悔はないから。本当、うまくいかないプロレス人生だよ。オレはまた東京ドームのメインイベントに帰ってくるから」と前を向いた。