Ｋ－１世界３階級制覇王者の武尊（２９）が５日、年始のあいさつとして自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを新規投稿。２０２１年の抱負を発表した。

　まず昨年大みそかを振り返り、「年末ね、何年ぶりかくらいにいきましたね。埼玉スーパーアリーナに」と切り出した。

　武尊は昨年１２月３１日の「ＲＩＺＩＮ」に電撃来場。リングサイド席でＲＩＳＥ世界フェザー級王者の“神童”那須川天心（２２）＝ＴＡＲＧＥＴ＝がクマンドーイ・ペットジャルーンウイット（タイ）を判定で下した試合に視線を送った。観戦後には那須川戦実現へ「来年実現させる決意を込めて来場した。実現させるには来年しかない」と訴えていた。

　この日のＹｏｕＴｕｂｅでは「断言とかは言えないんですけど、僕が会場に行った意味っていうのもくみ取ってくれたらうれしいなって思いますし、それによってちょっとでも現状が変わっていけたらいいなというところもあるんで」とあらためて対戦実現への思いを示した。

　当面の目標として出場が決まっているＫ－１ワールドＧＰ２０２１（２４日、代々木第一体育館）での勝利を誓った。「まずは１月２４日の試合に勝たないと、次はないと思っている。その後のことは１月２４日勝った後に、皆さんにお伝えできたらいいなと思う。そこに全身全霊を込めて試合に向かって行こうと思うんで、１月２４日、僕が勝つところを観に来て下さい」とアピール。勝って那須川戦実現へ一歩でも近づく思いだ。

　さらに「人間・世川武尊の２１年の目標」として「結婚します、今年こそは」と宣言。「オーディションやりますよ。１年かけて、１０次選考くらいで。ＹｏｕＴｕｂｅの企画でやっていいと思うんですよ」と冗談っぽく語っていた。