井上尚弥、タトゥー問題に言及「刺青を入れて試合がしたいならルール改正に声を上げるべき」
ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27)=大橋=が6日、自身のツイッターを更新。昨年大みそかのボクシングWBO世界スーパーフライ級王座をTKOで防衛した井岡一翔(31)=Ambition=が、試合中に左腕のタトゥーが露出していたことが問題視されていることについて言及した。
「タトゥー 刺青が『良い悪い』ではなくJBCのルールに従って試合をするのが今の日本で試合をする上での決まり事。このルールがある以上守らなければね。」と記した。
井上のツイートは直前に投稿されたWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(27)=ワタナベ=のツイートを受けてのもの。京口は「悪い奴は悪い 見た目だけで判断するのはどうかと 刺青が入ってるけど良い人いっぱい知ってる 人間性を否定してる人は一体なんなのか」とつづっていた。
日本ボクシングコミッション(JBC)のルール第86条(欠格事由)「次の各号に該当するボクサーは、試合に出場することができない」の(2)には「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」とある。入れ墨、タトゥーは禁止事項にあたり、井岡の試合後になってクローズアップされている状況だ。
ボクシングの試合における選手のタトゥーは国際的には問題なく、日本国内独自のルールで禁止となっている。井上は「タトゥー 刺青を入れて試合がしたいのならルール改正に声をあげていくべき。まずはそこから。。」と冷静な意見を挙げていた。