オカダがEVILに宣戦布告「お前に負けてからおかしく」ホワイトは連夜の黒星

EVIL(左)にリバースネックブリーカーを決めるオカダ・カズチカ=東京ドームシティホール
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 「プロレス・新日本」(6日、東京ドームシティホール)

 オカダ・カズチカが元IWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王者EVILに宣戦布告した。

 YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀、矢野通と組んだオカダは、EVIL、ジェイ・ホワイト、バッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎組と対戦。珍しく長時間捕まり、EVILに場外でパイプイスを首にかけられ、さらにパイプイスでフルスイング殴打されるなど苦しみながらも、最後は石井がホワイトのブレードランナーを垂直落下式ブレーンバスターで切り返して葬った。ホワイトは、前日に2冠王者の飯伏幸太と48分超の激闘を演じて敗れた疲労とダメージのためか精彩を欠き、2日連続のフォール負け。試合後、オカダはEVILと視殺戦を繰り広げた。

 昨年1月5日の東京ドーム大会でIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也に敗れて同ヘビー級王座のベルトを失ってからタイトル戦線に絡めないでいるオカダは「2021年、いいスタートを切ることができました」と満足顔。続けて、「2020年にやり残したことを久しぶりに、何があったかなと考えてみたら、EVIL、お前に負けてからいろいろおかしくなったんだよな」と、昨年7月のニュージャパンカップ優勝決定戦でEVILに敗れたことを思い出した。

 そして、「あの時はいなかったけども、今はもう1人、横にいるみたいだね」とEVILの参謀役ディック東郷の存在に触れ、「オレの直感だけど、お前、1人の方が強いよ。横にいる人、いない方がいいと思うけどね」と指摘。「今日もね、イスでドカンとやられたんで、やり返す機会をもらえたらと思います」と対戦を希望した。

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