ジ・エンパイア“帝国の逆襲”宣言!天山の首破壊「オレたちは今、誰よりも強い」
「プロレス・新日本」(6日、東京ドームシティホール)
1月4、5日の東京ドーム大会で全敗したウィル・オスプレイ、グレート-O-カーン、ジェフ・コブのユニット、ジ・エンパイアが天山広吉の首を破壊し、ジ・ユナイテッド・エンパイアと改名宣言して逆襲へののろしを上げた。
ジ・エンパイアは天山、小島聡、辻陽太組を迎撃。オーカーンと天山がともに得意とするモンゴリアンチョップを打ち合うなど両軍は一進一退の攻防を繰り広げ、最後はコブとオーカーンが辻を担ぎ上げたところにオスプレイがオスカッターを見舞い、コブが3カウントを奪った。
ジ・エンパイアは試合後も大暴れ。オスプレイとオーカーンが辻に襲いかかると、救出に入った天山にオーカーンが天山の得意技TTD(テンザン・ツームストーン・ドライバー)を繰り出してKOし、オスプレイは小島にヒドゥン・ブレイドを発射した。
マイクを持ったオスプレイは「オレたちは大したことないか。みんな弱いか。そんなことはない。オレたちは今、誰よりも強い。東京ドームで結果を残せなかっただけで引き下がるオレたちと思ったら大間違いだ。2021年、オレたちジ・エンパイアがすべてを乗っ取る。これがジ・ユナイテッド・エンパイアの力だ」と猛アピール。オーカーンも「我々はジ・エンパイアを超える。これがジ・ユナイテッド・エンパイアの力だ」と宣言した。
ジ・エンパイアが去った後のリング上では、天山がピクリとも動けず。首を固定され、タンカで運ばれていった。ジ・エンパイアの無法行為に小島は怒り爆発。「何がエンパイアだ。これがお前らのやり方か。こんなことしていいと思ってんのか。今、(天山が)どんな思いして運ばれてんのか分かってんのか、オイ!いい加減にしとけよ、コノヤロー!」と声を荒らげた。