井岡一翔、田中恒成戦でベストバウト受賞「さらなる高みを目指して精進」
ボクシングの年間表彰選手が28日、発表され、男子世界戦での年間最高試合(ベストバウト)は20年12月31日に東京・大田区総合体育館で行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチの井岡一翔(31)=Ambition-田中恒成(25)=畑中=戦が選ばれた。
田中戦は井岡は12年6月20日の八重樫東(大橋)とのWBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦以来8年ぶり2度目のベストバウトで、2年連続2度目の技能賞も合わせて受賞。左フックで2度のダウンを奪い、8回TKOの快勝で田中の4階級制覇を阻んだことが評価された。
井岡は「このような難しい時期に試合ができたことを、関係者のみなさま、スポンサーの方々、応援して下さるファンの方々に深く感謝申し上げます。また、その試合を年間最高試合、技能賞として評価していただきまして、大変うれしく思っておりますし、また、励みになります。今年もさらなる高みを目指して精進して参りますので、応援よろしくお願い致します」との喜びのコメントを発表した。