新日本・中島、デビュー戦で衝撃52秒負け…左肘脱臼で離脱か
「プロレス・新日本」(14日、後楽園ホール)
新人の中島佑斗がデビュー戦を行い、上村優也にわずか52秒でレフェリーストップ負けした。
中島は岐阜県大垣市出身の24歳。総合格闘技、キックボクシング、柔術などを経験し、中部大中退後、ニュージーランドにある新日本のバッドラック・ファレが主宰するファレ道場を経て20年6月に新日本入りした。
この日は入場時から気合をみなぎらせ、上村に額がくっつくほどに近づいて視殺戦を挑む向こうっ気の強さを発揮。ゴングと同時にタックルを仕掛けてグラウンドに持ち込んだが、その攻防もつかの間、左肘の関節が外れてしまい、レフェリーがゴングを要請。突然の試合終了に場内は静まりかえった。
トレーナーと若手レスラーに介抱されて何とか立ち上がった中島は、左腕を冷やしながら、なんと上村を突き飛ばす闘志を見せるも時すでに遅し。上村をにらみつけながら花道を引き揚げていった。
中島の負傷の詳細は不明だが、予定されている15日以降の試合出場は難しいとみられる。