新日本・オカダ、EVILに前哨戦完勝「嫌なら見なくて構いません」
「プロレス・新日本」(17日、後楽園ホール)
27日の大阪城ホール大会でEVILと一騎打ちするオカダ・カズチカがタッグの前哨戦で勝利した。
オカダはSHOと組んでEVIL、ディック東郷組と対戦。これまでの前哨戦では介入、凶器を駆使するEVILらの無法攻撃に黒星が続いていたが、この日は横綱相撲を展開した。
相手の悪のインサイドワークをがっちりと受け止め、はね返し、終盤はSHOが東郷を追い込む。そこにEVILがカットに入ると、オカダがツームストーンパイルドライバーを繰り出して排除。最後はSHOが、ジャックナイフで丸め込む粘りを見せた東郷を腕ひしぎ十字固めで葬った。
介入も凶器も使わせない、溜飲を下げる完勝にオカダは、花道を引き揚げるEVILをコーナー上で見下ろしながらレインメーカーポーズを決めて挑発。インタビューでは「昨日も言ったように、どんどん乱入してくださいよ。言ったでしょ。ツームストーンでどんどん突き刺していくって」と、余裕の笑みを浮かべた。
インターネット上などでは無法行為を続けるEVILへの憎悪の声が増し続けており、「EVIL、今までさんざんやってくれたね。ボクたちケイオス(オカダの所属ユニット)のレスラーだけでなく、お客さんもずっと我慢してきたんじゃないかなと思うんですけど、今日1回勝っただけで、スッキリしましたなんて言わないですよ」と主張し、「ストレスがたまるだけで嫌なら見なくて構いません。27日、オカダ対EVIL戦だけを見てもらえれば、かなりスッキリするでしょう」と本番での勝利に自信。
最後は、「楽しみだな、大阪が。もちろん、このまま終わる気ないよね。これで『もういいや、オカダさんには勝てません』って言うんであれば、必ずボコボコにしてやるよ、この野郎。どんどん来るならどんどんツームストーン行くだけです。かかってきなさい」と挑発した。