大荒れスダリオ、衝撃の宮本8秒殺!終了後も攻撃「つまらない試合してすみません」
「総合格闘技・RIZIN」(21日、愛知・日本ガイシホール)
元大相撲十両貴ノ富士のスダリオ剛(23)=フリー=がプロレスラーでRIZIN初参戦の宮本和志(42)=和志組=を1回8秒KOで破り、総合格闘技デビュー3連勝とした。
両者はMMAルール120キロ契約5分3回(肘あり)で対戦。全日本プロレスなどで活躍しベンチプレスで300キロを挙げたというパワーファイターの宮本がフライング気味に突進してきたが、右ストレートを合わせて迎撃した。さらに、左フックでマットに転がすと、豪快な右フックで追撃し、パンチの雨を浴びせるるとレフェリーがストップした。だが、興奮状態のスダリオは攻撃をやめず、制止に入った相手陣営とスダリオ陣営が小競り合いを演じるハプニングが起こった。
デビュー戦のディラン・ジェイムス、2戦目のミノワマンに続き3戦連続でプロレスラーを撃破し、“プロレスラーキラー”と呼ぶ声もあるスダリオ。試合後にマイクを持つと、険しい表情で「こんなつまらない試合をしてすみませんでした」と観衆に謝罪。「試合を皆様に見てもらいたいと思ったんですけど、相手がああいう戦い方をしたので、ちゃんとしたファイターとやらせて下さい」と不満を訴えた。