新日本・IWGP世界ヘビー級王座ベルトお披露目!飯伏に贈呈「もっと大きく新しく」
「プロレス・新日本」(30日、後楽園ホール)
大会前にIWGPヘビー級王座と同インターコンチネンタル王座を統一する形で新設された同世界ヘビー級王座のチャンピオンベルトが公開され、初代同王者に認定された飯伏幸太に贈呈された。
87年に創設された同ヘビー級王座のベルトは3度のリニューアルを経て4代目、11年に創設された同インターコンチネンタル王座のベルトは12年にリニューアルして2代目で、この日に役目を終えた。
新王座のベルトはすべての歴代ベルトのデザインが継承されている。放射状に広がるラインは同ヘビー級王座の初代。王冠のように上部が広がっている形状は同2代目。世界に羽ばたく羽根は同3代目。2色の配色と新日本プロレスの象徴であるライオンマークの配置は同4代目。サイドバックルの形状は同インターコンチネンタル王座のベルトのデザインを継承している。
また、このベルトには戦いの魂を受け継ぎ、世界へ羽ばたくという意味が込められている。ライオンマークの周辺は、上部のライオンマークが太陽となって世界を照らす。その周囲には闘魂を示す燃える炎。世界を貫く剣が描かれている。
地球儀の周辺には5つの宝石があり、その宝石は新日本プロレス創設50周年と5大陸を表している。宝石の台座はライオンの牙であり、世界をつかむという意味がある。両サイドには世界へ羽ばたく翼がデザインされている。
王座統一を提唱し、賛否両論を呼んだ末に実現させた飯伏は、菅林直樹会長と大張高己社長に2本のベルトを返還し、うやうやしく受け取った新王座のベルトをしばし凝視。マイクを持つと「ボクは今まで言ってきたとおり、インターコンチのベルトとIWGP(ヘビー級)のベルト、これを一つにする。それの意味が、あまり伝わらなかったかも知れない」と振り返りながら、「でも、ボクは2つのベルトが大好きだったから1つのベルトにして、このベルトを日本だけじゃなく世界へ向けて、今までの歴史を絶対に次いだまま、もっともっと大きく新しくしていきたいと思います」と初代王者としての決意を表明した。
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