全日本・元大相撲の斉藤兄弟が5・16デビュー!諏訪魔「デカいし顔もカッコイイ」
全日本プロレスは1日、都内で会見を開き、元大相撲幕下藤の海の斉藤ジュン(35)と双子の弟で元大相撲三段目藤の花の斉藤レイ(35)が5月16日の大田区総合体育館大会でデビューすることを発表した。
2人は父が米国人で、高校、大学時代を米国で過ごし、アメリカンフットボール、レスリングも経験。20年12月に行われた公開入門テストに合格して入団した。ジュンは身長193センチ、体重109キロ、レイは身長192センチ、体重119キロとともに恵まれた体格を持つ。
会見では宮原健斗を目標とするジュンが「長年相撲をやって来たので、タックルだとか体でぶつかっていく技を得意技にしたい」、レイも「兄と同じく相撲を長年やって来たので、やはり体をぶつけるタックルのような大きい技を生かしていきたい」と持ち味を強調。兄は弟の長所を「自分より体が大きいので、それを生かしたプロレスラーになってほしい」と語れば、弟は「兄の長所は自分よりも気持ちが強いところと、体力がすごくあるので、それを生かして欲しい」と語った。
全日本の専務執行役員でもある三冠ヘビー級王者の諏訪魔は「2人の練習を見ていると、気持ちがまず強い。見るからに体もデカいし、顔もカッコイイ。それだけでも将来楽しみ。一番体がデカいのが武器だと思うので、全日本らしい戦いをできるようなレスラーになってもらいたい」と期待した。