加納陸、野中悠樹のダブル王座戦発表 6月6日エディオンアリーナ大阪

発表会見を行った(左から)大成ジム・丸元大成会長、松岡新、加納陸、野中悠樹、渥美ジム・仲村正男会長代行
発表会見を行った(左から)松岡新、加納陸、野中悠樹=大成ジム
発表会見を行った(左から)松岡新、加納陸、野中悠樹=大成ジム
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 プロボクシングの大成ジムは15日、オンラインで記者会見を開き、WBOアジア・パシフィック・ライトフライ級王者、加納陸(大成)と同ミドル級王者、野中悠樹(渥美)の防衛戦を6月6日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行うことを発表した。加納は同級1位の栄拓海(折尾)、野中は日本スーパーウエルター級3位の越川孝紀(一力)を挑戦者に迎える。

 世界初挑戦から5年を経た加納は、再挑戦を見据える。「世界ランクは5位まで上がってきているが、世界5位の実力を試合で出せていない。6月6日は、世界ランカーやなという試合をしたい」と抱負を語った。

 43歳でリングに上がり続ける野中は、1年9カ月ぶりの試合となる。「コロナ禍の大きな波に逆らえなかったが、自分の中でもがいてもがいてやってきたので、悔いはない。もっといろんな工夫をして仕上げたい」と前向き。悲願の世界王座へ海外プロモーターとも契約しており「何度負けても立ち上がって、夢に向かっている自分を見てもらいたい」と観客に勇気を与える試合を誓った。

 この興行は、試合当日にテレビ大阪の公式YouTubeとテレビ大阪ニュースでライブ配信される。

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